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【イベントレポート】Common Life Pint!展 3/6-3/18

武蔵小杉の隣、新丸子の雑貨店、Common LifeさんのPint!展が終了しました。 今回の人気商品は、こちらです。 WEBショップの売れ筋と、実店舗やイベントでの売れ筋は微妙に違うのが興味深いです。 ・草木染めリネンストール ・ケンランド リネンニットソックス 近日アップ予定です。 ・竹箸 ・木のプレート イベントは終了しましたが、引き続きPint!の製品をお取扱いただいています。 武蔵小杉からも歩けます。 お近くに行かれた際は、是非足をお運び下さい。 Common Lifeさんのホームページ http://commonlife.jp/ 各商品をご紹介くださっています。 この記事からも分かるように、オーナーの佐藤さんならではの視点で、丁寧にセレクトされています。 ●紹介記事 草木染めの風呂敷 http://commonlife.jp/%E6%9C%AA%E5%88%86%E9%A1%9E/6709 カッティングボード http://commonlife.jp/%E4%BD%9C%E5%AE%B6%E3%81%95%E3%82%93/6688 拭き漆の器 http://commonlife.jp/%E4%BD%9C%E5%AE%B6%E3%81%95%E3%82%93/6612 中地

三越伊勢丹全国各店舗で展開 パンのある暮らし

先日少しご案内した、三越伊勢丹オリジナル企画。 「パンのある暮らし」 パンを入れられるリネンのブレッドバスケット、ろくろ挽きの木のパン皿、チェリーのカッティングボード、竹・黒檀のバターナイフ、エプロンにミトンなど、Pint!でいつも製作を依頼している職人の皆様に別注仕様で製作いただいたオリジナル製品の数々が並びます。 全てオリジナルで、パンのある暮らしに向けて作られたもの。 楽しい売場になっています。 早い店舗では3月4日からスタートしています。 写真は、週末、立川店に行ってきました。 リビング、キッチン用品フロアです。 下記の店舗でこの売場を作っていただいています。 お近くの店舗がございましたら、是非足をお運びください。 ●展開店舗 伊勢丹立川店、伊勢丹松戸店、伊勢丹浦和店、伊勢丹相模原店、伊勢丹府中店、千葉三越、丸井今井札幌、札幌三越、仙台三越、静岡伊勢丹、星ヶ丘三越、ジェイアール京都伊勢丹、高松三越、 松山 三越、新潟伊勢丹 ●展開売場 各店舗のキッチン用品、キッチン雑貨売場 中地

Common Life Pint!展 3/6-3/18 新丸子駅(武蔵小杉駅)

武蔵小杉の隣、新丸子の雑貨店、Common LifeさんでPint!展を開催中です。 リネン、木の新作もお持ちしています。 まだWEBにアップしきれていないものもご用意しています。 Pint!の製品以外のセレクトも必見です。 文具、アクセサリー、器、食品と、素敵な物が並びますが、一つ一つにストーリーと、オーナーの佐藤さんならではのセレクト理由がきちんとあります。 佐藤さん、本当にしっかり商品をご紹介くださるので、お話しながら見ても、とても楽しいお店だと思います。 武蔵小杉からも歩けるくらいの距離ですので、是非足をお運びください! Common Lifeさんのホームページ http://commonlife.jp/ Common Lifeさんのイベント案内記事(写真付き) http://commonlife.jp/%E6%9C%AA%E5%88%86%E9%A1%9E/6589 中地

kiiiiino70 リネン生地の端切れが装飾ディスプレイに

先月末閉店した代々木のDADACAFE。 イベントや販売、他プロジェクトでも、オーナーやスタッフの皆様にはとってもお世話になりました。 フードとドリンクが美味しいことはもちろん、空間も、スタッフさんも素敵な素晴らしいカフェでした。 あの建物自体が取り壊されてしまうということで、閉店は非常に残念ですが、月1回で長く続いていたkiiiiinoも最終回となりました。 僕は徹夜作業の真っ只中で行けませんでしたが、以前リネン風呂敷を製作したときの端切れを提供し、装飾に使っていただきました。 中地

春企画の納品完了!

2015年は、営業日は休みなく続けていたブログ更新。 昨日止まってしまいました。 連続更新記録は途絶えてしまいましたが、さぼっていたわけではありません。 昨日今日と、春展開スタートの準備大詰めを迎えていました。 ようやく先ほど、この半年間ずーっと動いてきた、今春向けの特大企画の納品を終えました。 全国展開の百貨店さんのオリジナル企画、すごーく力の入った企画に、Pint!が携わらせていただきました。 リネン、木など、品目もたくさん。 Pint!のオリジナル品を中心に、組み立ててくださっています。 来週から各店の店頭に並ぶと思いますので、情報解禁OKになりましたら、改めてご案内致します。 中地

ye olde haunt プレイベントスタート

代々木上原と代々木八幡の間にあるショップ、ye olde haunt オーナーの田嶋さんがご自身で作られるアクセサリーを中心として、セレクトの洋服なども展開されているショップです。 来月、3月20日〜4月5日まで、ye olde hauntでPint!の展示会を開催しますが、そのプレイベントとして、木とリネンのものを中心に、プレなりに少しずつ小さな製品を中心に、展示販売をしております。 お店は代々木上原と代々木八幡の間、メインの通りから一本入った場所にあります。 周りにはカフェや隠れ家的なショップも多く、散歩しても気持ち良いエリアです。 ye olde hauntではアクセサリー、レディースの洋服、イギリスアンティークの小物、book pick orchestraとのLEIDEN PYPRUSなど、見応えあるラインナップ。 是非、お近くに行かれましたら、足をお運びくださいませ。 (11時〜20時、月曜定休です。 詳しくはye olde haunt ショップ情報ページへ) 中地

みんなのどうぐ vol.0(かぐこラボ)まとめ

使い手と作り手がつくる、暮らしの道具。 製作はPint!のパートナーである日本の職人。 企画するのは、バイヤーでもデザイナーでもない、使い手の皆さん。 実際にこの素材はどういう特長があって、何に適しているのか。加工技術はこれができて、これはできない。どのような工程を踏んで、どれくらいの時間をかけてものが作られるか。また、昔作っていたものと、今はどう違うのか。(例えば、木の挽物では、かつては旅館向けに茶櫃や盆が大量に作られた時代がありました。もちろん今は少なくなり、他のものを作らなければという状況です) こういったことを、職人とPint!からまずお伝えします。 それを知った上で、使い手の皆さんが、その素材や技術を、今の暮らしにどう活かしてみたいか、どうフィットさせられるかを、普段の暮らしの使い手目線から考える。 これが、Pint!が設立当初から目指していたものづくりの形。 もう少し詳しくお伝えします。 作りたいものは、暮らしの道具です。 古くは、自らが家の周りで採れる材料で、自らが使う道具を作っていました。 必然的に天然素材であり、毎日の道具として作られたものは、シンプルで使い勝手がよく、静かな美しさと強さを持ちます。 そして、天然素材は、使ううちに馴染み、育ってゆきます。 これは時系列的には、柳宗悦の民芸という概念よりも過去に遡りますが、民具と位置づけられます。 この、民具というものの生まれ方で、今の暮らしに合った道具を作りたいと思いました。 現代の民具を作るのです! ものをつくるのは、使い手の参加者ではなく、作り手。(ここがワークショップと違います) Pint!の代表中地が直接産地を訪ね歩いて出会った、腕の確かな職人です。 製品企画をするのは、使い手。 毎日の道具を考えるにあたっては、デザイナーやバイヤー、作り手ではできないレベルのものづくりができると思います。 単に使い手目線だから、新しい視点であるはずという意味ではなく、「使う」ことにフォーカスした企画は、ある意味非経済の個々人が最強だと考えています。 (売り手側から製品企画を考えると、「売る」ことにフォーカスせざるを得ない面が出てきます) 使い手と作り手をつなぐのはPint!。 ワークショップやデザイナーとのコラボにとどまらない、ものの生まれ方を見直した企画です。 Pint!の中核をなす企画。 2014年は、かぐれと共同でこれを行なうイベントを開催することができました。 名前は「みんなのどうぐ」(かぐれ共催企画、かぐこラボ)です。 2014年の夏から冬の約5か月、全5回立てで、8名のお客様にご参加いただきました。 今回企画した製品は、「毎日使いの拭き漆の器」 製作は、長野県南木曽のカネキン小椋製盆所の小椋さんにお願いしました。 3回目には機械を表参道店にお持ちいただき、実際に木地を挽き、小椋さんとのやり取りをしながらの製作。...

【イベントレポート】みんなのどうぐ vol.0(かぐこラボ) 第5回 〜完成パーティー〜

無事にかぐこラボが終了致しました。 最初の回は夏でした。それから5カ月、合計5回お集りいただいて遂に完成です。 昨日が最終回、納品お披露目会でした。 まずはかぐれ粟野さんから完成品お披露目。長く皆で取り組んだ器、よくアイディアを練って、思い描いていたイメージのものが実際に完成して、「良い!」「綺麗!」「使いやすそう」と声があがりました。 今回、企画から携わってくださった参加メンバーの皆様に、特別に在庫分をたくさんお持ちして、その中からお好きな木目を選んでいただきました。 拭き漆仕上げのため木目が見え、無垢の木材のため一点一点木目は異なります。 漆の乗り具合もまた違い、色も様々。 通常は、お店やバイヤーさんもさすがに木目を指定して仕入れということはなかなかできません。ご自身が好きなものを選んでいただきます。 似ているようで木目は異なり、際限無く続けられそうな盛り上がりに。ご家族分だったり、複数使いでと、皆さん何枚かまとめてご購入いただきました。 マイ器をお選びいただいた後は、さっと洗って盛り付けを。 自分たちで形から企画したこの器を、実際にみんなで使おう!ということで、今日は料理持ち寄りパーティー形式で、皆さんに料理をお願いしていたのです。 皆さんが持ち寄ってくださった料理は、国籍も様々な美味しそうなメニューたち! 野菜蒸し、ひじき煮、唐揚げ、バンバンジー、生春巻き、チキンのトマト煮、ケークサレ、クスクス、と、国際色豊かなラインナップです。 どれもしっくり器に馴染み、良い感じです。 先ほど30個ほどの中から選んだ器の理由と、選んだ持ち寄った料理を皆さんからお話いただきました。 理由は「木目、色目が気にいったから(くせのある木目が好き、木目が揃った綺麗のものが好き、など様々)」「持ち心地がしっくりきた」が多数。直感的に選ばれたようです。 余った料理はかぐれさんの器に盛り付け、パーティー開始です。 取り皿として使い、器を持ちながら、楽しいお話の時間。 器の使い心地や、これまでの回のことなど、みんなでわいわいお話しました。 参加者の皆さん、とても魅力的な方ばかりで、このイベントを通じて仲良く距離が縮まったのも嬉しいです。 最後の締めはお茶漬け。 第2回の形の企画回のときに、この器でお茶漬け食べたい!という声を、かぐれ粟野さんが実現くださいました。 これからの季節、豚汁や、正月のお雑煮も食べたいです。 最後には、皆さんからこのイベントの振り返りのコメントをいただきました。 「ゼロからの製品企画に携われる機会は滅多になく、貴重な機会だった」 「とにかく楽しかった」 「木の器、漆器を知ることができた」 「器や、食と向き合う時間が持てた」 など、皆さんがとても楽しんでくださったようで、ほっと一安心。 器はかぐれ各店舗、Pint!のサイトでも販売致します。かぐれでは、表参道では本日より、他店舗では今月中旬から店頭販売致します。また、これから卸販売も行なってゆきます。...

【イベント】伊勢丹新宿 スタイリングマルシェ 草木染めワークショップ

11月頭の三連休、11/1(土)と11/3(月祝)に、新宿伊勢丹の屋上で行なわれるスタイリングマルシェ。 農業女子と呼ばれる、農業を仕事としている女性たちを中心に、食とモノ・コトが合わさった面白そうなイベントです。 生産者から直接野菜も買える、濃そうなイベント。 新宿伊勢丹の様々なフロアが全館で取り組む、新しいイベントです。 Pint!は、ワークショップイベントのお手伝いで参加します。 草木染め作家の、anemoi谷口さんが先生となり、お弁当包みをタマネギの皮で染めるワークショップ。 色も綺麗に入り、毎日使えそうな製品というのが嬉しいですね。 谷口さんもとても素敵な方で、きっと楽しいワークショップになります! 40分〜50分程度で終わる気軽なワークショップです。 お弁当包み、良いのないなぁ、という方は是非! 少しずつ埋まってきているようです、以下のページよりご予約くださいませ。 http://isetan.mistore.jp/onlinestore/product/0110900000000000000000191817.html?rid=59b3a3f47ea24257aca82e6547afc811

【イベントレポート】みんなのどうぐ vol.0(かぐこラボ)第4回 ~漆塗り~

【イベントレポート】みんなのどうぐ vol.0(かぐこラボ)第4回 ~漆塗り~

前回の第3回では形を決定しましたが、サンプル木地(塗り無し、内側を挽いていただきました)が完成しました! 小椋さん、ありがとうございます。 まずはお披露目と、皆でサンプルチェック。 実際に形になって、いよいよ製品企画も終盤戦に入ってきました。 今回は「塗り」。拭き漆(擦り漆)という技法で塗られる漆器。木の器に、何度も漆を拭くように擦り込んで塗る技法です。 拭き漆で有名な石川県山中の塗師さんにお願いしています。職人さんは来られないので、Pint!中地より、漆塗りの紹介を行ないました。漆って何となく言葉は知ってるけれど、何者かよくわからない、そんな方が多いと思います。 漆は「ジャパン」とも呼ばれるだけあって、日本で古来から用いられたもの。ウルシノキの樹液です。ものすごく強い樹液ですから、人が触れるとかぶれたりするのですが、熱や水に強いのです。いわば最強の天然コーティング剤。古くは縄文時代から用いられていたと言われます。 不思議な力を持つ樹液として使われてきたのでしょう、職人の塗師さんからは、塗師の間で語り継がれたり、伝承されている様々な話があります。こちらでは割愛しますが、そんなお話を皆さんにお伝えしました。 悩むのは色。拭き漆では何度も拭いて色を重ねてゆくのです。 Pint!では顔料を混ぜた色出しはしていないので、生漆、黒漆、赤漆の組合せで色を出します。 以前に塗師さんに特別に依頼して作っていただいたカラーサンプルをもとに、皆で色を考えました。 色によって強度や機能が変わる訳ではないので、個人の好みが反映されて一番心配していた回ではありますが、その心配は無用でした。 実際に食卓でどう使いたいか、何を盛り付けたいか、どんな食器と組み合わせるのかという点を中心に話し合いが進みました。 Pint!で既に販売している汁椀や丼椀の色とあわせてお店で綺麗に展開できるようにというご配慮までいただきましたが、ディスプレイや商品展開の都合を排除した、毎日の暮らしのためのものづくり企画ですので、その点は一切考えないでくださいとお伝えしました。 洋食器や和食器も混在する日本の食卓。 うちの家族ではこんな食卓だから、この器はこういう使い方をしたい、こんな組合せで使いたい、 という意見が皆さんから出て、自然と色が絞られてゆきます。 最終的に決定したのは一番左の茶色。上品で柔らかな雰囲気です。毎日使いたくなるように、重すぎない、軽めの色が選ばれました。 色も決まり、いよいよ仕様が確定。長い道のりでしたが、遂にここまできました。あとは塗師さんにお願いして、納品を待ちます。 この次は納品と、お披露目&持ち寄りパーティーで、実際に器を使います。楽しみな最終回は12月です! 中地