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みんなの使い方 036 たがる包丁

みんなの使い方 036 たがる包丁

たがる包丁は、ちょっとした調理や、果物などのカットに活躍する、小回りの利く包丁です。ペティナイフサイズですが、鍛冶職人による打ち刃物は切れ味抜群。両刃ですので右利き左利き問わずお使いいただけます。 使っている製品はこちらです。 たがる包丁(みんなのどうぐ #02) 樺の木のカッティングボード 丸 *廃番シャトルリネン25HD 65cm幅 サイズオーダー <レッド> kiitosrosette 伊藤さんからいただきました。 ●みんなの使い方について製品が実際に使われているシーンを共有し、使い方の幅を広げてゆくプロジェクトです。伝統的なものづくりを、今の暮らしでどのように活かし、楽しむことができるのか。使い手の皆様と一緒にその可能性を広げてゆきたいと思います。 ●写真募集しています 皆様の写真投稿をお待ちしております。info(@)pint.mnか、facebookのPINTページに写真とメッセージをお送り下さいませ。表記方法等ご希望がある場合は、記載するお名前、WEBサイトのリンク先をご連絡くださいませ。どうぞ宜しくお願い致します。

【入荷案内通知受付】竹のお重|弁当箱ユニット

こちらの、 竹の重箱|弁当箱ユニット 4月中旬に発売予定です。 サイズは大小、重ねられるように親(底仕様)子(乗せる溝有り仕様)、大小それぞれの蓋があります。パーツをバラバラでご注文いただきますので、お使いいただく用途でお選びいただけます。お重にも弁当箱にも初回製作数は少数ですが、すでにサンプルイメージ写真で、ご希望のリクエストを多数いただいております。初回数量が少ないため、発売案内通知を受付いたします。 お求めの方はお問い合わせフォームにて、 お問い合わせタイトル → 竹のお重|弁当箱ユニット 発売案内通知希望 と記載くださいませ。 4月中旬のページアップと同時に、製品ページのリンクを添えて案内通知をお送りいたします。 半年近くにわたる試作を重ね、とても良いものができました。楽しみにお待ち頂けましたら幸いです。

【new】竹のハンガー

【new】竹のハンガー

竹のシンプルなハンガー ハンガーはたくさんありますが、プラスチックや針金の簡易的なものか、木のものですとアンティークだったり、どっしりと重厚感のある高級なものに偏りがち。 シンプルなデザインで、材質が良く、軽くすっきり収まり、クローゼットの中だけでなく部屋の隅に掛けておいても様になるハンガーです。大小2サイズございます。 軽い上に、ラックに並べてもスペースを取らず、収納力も抜群です。洋服を扱う店舗でも使われていて、飲食店でも活躍しています。ハンガーラックにすっきり並べられるので、ご自宅で揃いで使われるのもおすすめです。 ▼ Pint webshop http://pint.mn/ ▼ プロフィール Pintについて ▼ Pint BLOG 人気カテゴリー 募集中イベント・イベント告知 再入荷・発売開始アイテム一覧 欠品中アイテム 入荷時期と予約受付のご案内 素材の取扱・お手入れ一覧 みんなの使い方

2017.4.5 (wed) - 4.11 (tue) リネンを着る、リネンと暮らす|阪急梅田本店

2017.4.5 (wed) - 4.11 (tue) リネンを着る、リネンと暮らす|阪急梅田本店

2017.4.5 (wed) – 4.11 (tue) 昨年に引き続き、阪急うめだ本店の10階SOUQ広場に出展します。 メンバーは、 PINT(キッチン・ダイニング雑貨) yohaku(洋服) toaru_.(ブローチ) 鉄と木 HALO(鉄と木の雑貨・家具)  「リネン」素材を中心に、洋服から雑貨までを集めました。 洋服は、yohaku×PINTのコラボアイテム、yohakuの今シーズンのものに定番アイテム、ケンランドリネンニットもたくさんお持ちします。ストールは草木染めの100番手リネンストールの新色に、ラミーの先染めチェックの新しいストールも初お披露目となります。リネンニットやリネンコットンなど、ラインナップ豊富に揃えました。 織りや編み、染めにより生地は多種多様です。ここまで揃ってご覧いただけるのはなかなかない機会と思います。リネンという素材の新しい一面をご覧ください。洋服やストールと合わせて、一緒にコーディネートしたい様々な素材と作家のブローチもご紹介します。 雑貨は、ハンカチやキッチンクロスを中心に、器をはじめキッチン・ダイニングのものを揃えています。新製品は、少しシーンを広げてリネンシーツも。昨年と同じく、鉄と木 HALOからは卓上の小物から、スツールやテーブルもご紹介します。オリジナル制作のオーダーも承ります。 —————————————————————————- リネンを着る、リネンと暮らす 2017.4.5 (水) – 4.11 (火)   日〜火 10:00〜20:00 水〜土 10:00〜21:00 ※最終日11日は17:00まで 阪急梅田本店 地図  阪急うめだ本店10階SOUQ —————————————————————————-...

【再入荷】草木染めリネンストール / 鍛冶職人の包丁

【再入荷】草木染めリネンストール / 鍛冶職人の包丁

再入荷のご案内です。 草木染めストール|各色 鴇色、縹色、藤鼠色など、欠けていたカラーも入荷いたしました。 鍛冶職人の包丁 まな板とセットで人気のこちらの包丁も再入荷。 これから、春らしい製品が続々入荷する予定です。 楽しみにお待ちくださいませ。 ▼ PINT webshop http://pint.mn/ ▼ プロフィール Pintについて ▼ PINT BLOG 人気カテゴリー PINTのものづくり 募集中イベント・イベント告知 再入荷・発売開始アイテム一覧 欠品中アイテム 入荷時期と予約受付のご案内 素材の取扱・お手入れ一覧 みんなの使い方

みんなの使い方 035 せっ器/タンブラー/楢の木のプレート 他

みんなの使い方 035 せっ器/タンブラー/楢の木のプレート 他

ひな祭りのランチに。kiitosrosette 伊藤さんからいただきました。 PINTの様々な素材の器を合わせて使ってくださっています。 せっ器 スクエアプレート(S) 10cm せっ器 ロングプレート 32×13.5cm 楢の木のプレート(大) ろくろ挽きの木皿 樅(もみ)の木 6寸(18cm) タンブラー 円柱 白 毎日使える拭き漆の器(みんなのどうぐ #00)黒 ●みんなの使い方について製品が実際に使われているシーンを共有し、使い方の幅を広げてゆくプロジェクトです。伝統的なものづくりを、今の暮らしでどのように活かし、楽しむことができるのか。使い手の皆様と一緒にその可能性を広げてゆきたいと思います。 ●写真募集しています 皆様の写真投稿をお待ちしております。info(@)pint.mnか、facebookのPINTページに写真とメッセージをお送り下さいませ。表記方法等ご希望がある場合は、記載するお名前、WEBサイトのリンク先をご連絡くださいませ。どうぞ宜しくお願い致します。 PINT 中地

みんなの使い方 034 楢の木のプレート(大)

みんなの使い方 034 楢の木のプレート(大)

先月のバレンタインのときに使ってくださったkiitosrosette 伊藤さんからいただきました。 楢の木のプレート(大) ●みんなの使い方について製品が実際に使われているシーンを共有し、使い方の幅を広げてゆくプロジェクトです。伝統的なものづくりを、今の暮らしでどのように活かし、楽しむことができるのか。使い手の皆様と一緒にその可能性を広げてゆきたいと思います。 ●写真募集しています 皆様の写真投稿をお待ちしております。info(@)pint.mnか、facebookのPINTページに写真とメッセージをお送り下さいませ。表記方法等ご希望がある場合は、記載するお名前、WEBサイトのリンク先をご連絡くださいませ。どうぞ宜しくお願い致します。

【 PINTのものづくり vol.2 】天然素材を使う

【 PINTのものづくり vol.2 】天然素材を使う

PINTが考えるものづくりについて、第2弾です。 (前の記事) vol.1 現代の民具を作る 前回ご紹介した、PINTが考え、作る「現代の民具」はこのようなものでした。 1)今の時代の中で、毎日使えて、長く使える道具 2)ものを考えるのは、使い手。暮らしのプロ=私たち一般の人 3)作るのは腕の確かな職人 前回は、主に考え方を書きましたが、今回はものづくりに焦点を当てたいと思います。 『素材について』 PINTの製品は全て天然素材をそのまま使っています。木、竹、リネン、植物、土、鉄など。 これは、天然素材ありきでものを作ることから始まったわけではなく、良いものを作るということから考えた結果、天然素材になりました。 先ほど紹介した、 1)今の時代の中で、毎日使えて、長く使える道具 のために、PINTが作りたい道具のポイントをいくつか挙げてみます。 ————————————————————— ・道具として素材の特性が活かされている ・毎日使える、長く使える ・使っていて毎回楽しい ・見て触って心地良い ————————————————————— こうして考えると、「強い」「劣化しない」「むしろ使っているうちに育つ」「経年変化が良い」というのが素材の条件として浮かんできます。製法にも関わりますが、素材においては、これを最も満たすのは天然素材と考えました。特に、使うほどに良くなる、育つというのは、天然素材の大きな特長だと思います。 天然素材について知りたいと思い、民俗学の文献をあたったり、産地に伺い職人から話を聞いたり、自らも使ううちに、この方向でものづくりをチャレンジし、深めてゆきたいという思いを強くしました。 何万年、何千年と人類が暮らし、繁栄してきました。例えばプラスチックに代表される石油製品が生まれ本格的に使われ始めたのはここ百年ほどと言われています。石油製品をはじめ、科学技術の発展により新しい素材が生まれ、新たなものや利便性を生み出しました。人口増加と、形を変えながら成長する経済と消費にも適合し、暮らしを便利に大きく変えてきました。全てを一括りにではできませんが、大量生産でマーケットに投入し続けるというのがこの方法です。ロスがなく安定して生産し供給できること、品質も均一なものにして、ぶれを抑えられることも大事なポイントになります。 逆に、天然素材を見てみると、今のマーケットの規模と形とは、相性は良くありません。ロスがある、安定していない、個体差がある、自然のものなのでぶれがないことがあり得ない。 例えば、天然木の無垢材は伐採から乾燥して製品にするまで非常に時間がかかりますし、乾燥させた中でも使えない部材もたくさん出てきます。製品にして、仕上げを例えばオイル塗装にすると、店頭(照明が強かったり乾燥が強かったりします)で反りが生じたりします。職人が店を構え直接使い手に売るのではなく、流通の間に様々な人や会社が介在するようになりました。売る専門のお店としては、生産に遅れが出たり、個体差があったり、説明や対応が少し面倒な素材製品はリスクになるので、できれば避けたくなります。また、ネット販売するにも、木目が一点一点異なります。現在ではなかなか取り扱い、販売しにくいものです。 それは事実なのですが、天然素材自体は何も変わっていません。流通都合ではなく向き合い、学び知れば、メリットもたくさんあるはずです(もちろんデメリットも)。単にマーケットや消費行動との相性がよくないというだけで消えゆくあるのはとてももったいないと思っています。ものづくりのあり方を見つめ、良さを知ってもらい、今の暮らしで使われるものを考え、販売の方法も見直すことで、使われ続ける一つのきっかけになれればとPINTは考えています。 人は、木や植物を活かしたり、あらゆる自然の素材とともに暮らしてきました。科学技術の発展以降とはスピードが違うとしても、この環境で着々と暮らしの営みを続けてきました。天然素材や昔々の暮らしが劣っているということはなく、使って良い素材だったからこそ、何百年、何千年と道具として使われ、世代を超えてアップデートされ続けたのだと思います。 今は、暮らし方も大きく変わりましたが、だからこそ、その中で新たな天然素材のポテンシャルも出てくるのではないでしょうか。 天然素材の中でも、PINTは日本で長く使われてきた素材を選んでいます。古く歴史を遡れば、もちろん今のような流通はなかったので、輸入材や輸入品は多くはありませんでした。技術が大陸から伝わってきても、それは人の移動とともに伝わり、素材と環境は暮らす土地に合わせながら発展してきました。ですから、自然と暮らす地域で採れる素材が使われてきました。そうした制約条件によるものでしたが、結果的にそれは理に適ったものでもありました。気温や湿度などの気候環境からできた素材は、やはりその土地で使われるのが無理なく負担が少ないです。...

みんなの使い方 0033 シャトルリネン25HD マルチクロスM(全10色)

みんなの使い方 0033 シャトルリネン25HD マルチクロスM(全10色)

以前、荒井康成さんのご自宅に伺った時の部屋の片隅の1コマ。 洗いざらしのリネンクロスと野菜かごが光を受けて綺麗でした。 25HDリネンクロスシリーズの生地は、シャトル織機で超高密度に織り、織機からおろしたての生のリネン生地。通常行われる柔軟加工や糊付けなどはされていないので、たっぷりの糸がぎゅっと詰まった独特の風合いです。そのため、こうした表情になります。たくさん使って洗っていただくと、こしがありながらもくたっと柔らかくなってきます。こちらはまだ初期状態。これは数年前なので、今はもっと育っているでしょうか。 今度またお邪魔するときに見るのが楽しみです。 使っている製品はこちらです。 シャトルリネン25HD マルチクロス 65×65cm <各色> ●みんなの使い方について製品が実際に使われているシーンを共有し、使い方の幅を広げてゆくプロジェクトです。伝統的なものづくりを、今の暮らしでどのように活かし、楽しむことができるのか。使い手の皆様と一緒にその可能性を広げてゆきたいと思います。 ●写真募集しています 皆様の写真投稿をお待ちしております。info(@)pint.mnか、facebookのPint!ページに写真とメッセージをお送り下さいませ。表記方法等ご希望がある場合は、記載するお名前、WEBサイトのリンク先をご連絡くださいませ。どうぞ宜しくお願い致します。 Pint! 中地

四季を味わう木の器 冬のランチ会レポート

四季を味わう木の器 冬のランチ会レポート

先日、四季を味わう木の器 冬のランチ会を終えました。 秋に引き続き、会場は栞日。春・夏・秋と続き、いよいよ最終回の冬の回となりました。 今回も、料理はおひさまキッチンの後藤和美さんです。 冬で野菜の少ない時期、食材は保存のきく野菜や乾物などが中心。 そこで今回のテーマは、信州に伝わる”おこひる”。 “おこひる”とは、農作業の合間に食べるおやつ、軽食的なものです。 ゆったりお茶時間、ティータイムを楽しむ軽い食事メニューとなりました。 後藤さんから、冬の安曇野の食材のお話とレシピを聞きながら、盛り付けをしていただきます。パンもフルーツも木の器には相性抜群です。 メニューはこちら。 ・信州にはおやきという食べ物がありますが、それに似せて、おやきパンを。中身の具は、ニンジンきんぴら(ネギ味噌)、きのこ炒め、切り干し大根煮の3種類。 ・長芋(山形村の特産)、葱、れんこんのケークサレ ・りんご、ルバーブ入りスパイスケーキ ・りんご、ルバーブ煮ヨーグルトソース ・白ワインムース 木のプレートをトレイ代わりに使い、小さなグラスを並べても良いですね。これからの春、夏に特に試してみたい使い方です。 今回は初めて参加いただいた方もいらっしゃれば、久しぶりにお会いできた製品企画メンバーもいらっしゃり、なごやかな楽しいティータイムとなりました。 今回で、「四季を味わう木の器」で、長野の季節ごとの食材を活かして春夏秋冬それぞれのランチ会を開催し、完了しました。こうして見ると、長野の食の豊かさを感じますし、各回の食事時間に話にあがった、長野の食文化や季節の移り変わりも大変興味深いものでした。私が住む東京よりも、季節と地域性が豊かな暮らしは、いつもとは違った視点で食や暮らしを感じることができました。このような企画を、松本安曇野のみんなで考え、長野(南木曽)の職人が作った器で実現できて素晴らしいイベントとなりました。 企画メンバー、ご参加くださった方々、職人の小椋さん、今回の企画パートナーと会場の栞日菊地さん、料理を担当くださった後藤さん、本当にありがとうございました。 これまでの各回はこちらより → 春  夏  秋  冬(本記事です)  こうした地域シリーズで、みんなのどうぐや、食を始めとした暮らしの文化をつなげたイベント、今後もチャレンジしたいと思います。ご興味ある方は、共同開催、参加者さん問わずご連絡をお待ちしております。お気軽にお問い合わせフォームよりメッセージくださいませ。 PINT 中地