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201512 滋賀出張(麻織物)

古いタイプの織機であるシャトル織機で、ガシャンガシャンと織り上げられてゆきます。シャトル織機で超高密度にリネン生地を織ることは大変で、現代式の織機に比べスピードも遅い上に、リネンだと糸切れもしばしば起こします。糸切れの度に、職人が糸をつなぎ、セットしなおして織機を動かす繰り返し。ならすと1時間に数メートルほどしか織れませんが、シャトル織機ではなくてはできない高密度の仕上がりになるのです。 25HDクロスシリーズは、このシャトル織機で織られています。 こちらは織機の裏側。これから表側に送られ、緯糸が通されて、糸が交差して生地になります。 緯糸が通される前の、1000本以上の経糸です。この経糸をセットするだけでも膨大な作業量と時間を要します。 Pint!のリネン製品は、ほとんどがこちらのシャトル織機で織られた生地を使用しています(リネンデニムのみ、レピア織機という現代式の織機を使用)。 シャトル織のリネン生地を、是非一度お試し下さい。 中地

みんなの使い方 0016  ろくろ挽きの木皿(樅 18cm) / 毎日使える拭き漆の器

みんなの使い方 0016  ろくろ挽きの木皿(樅 18cm) / 毎日使える拭き漆の器

山形のみんなのどうぐでお手伝い下さった、東北芸工大の岩井さんからいただいた写真です。 「トマトクリームシチューとトーストの朝食です。ディップしていただきます。このお椀を見たときに、赤系が似合うのではないかと思って盛り付けてみました。和洋どっちでもいけるのが良いですね!」とコメントをいただきました。 ろくろ挽きの木皿 樅(もみ)の木 <18cm> 毎日使える拭き漆の器 拭き漆|茶 ●みんなの使い方について製品が実際に使われているシーンを共有し、使い方の幅を広げてゆくプロジェクトです。伝統的なものづくりを、今の暮らしでどのように活かし、楽しむことができるのか。使い手の皆様と一緒にその可能性を広げてゆきたいと思います。 ●写真募集しています 皆様の写真投稿をお待ちしております。info(@)pint.mnか、facebookのPINTページに写真とメッセージをお送り下さいませ。表記方法等ご希望がある場合は、記載するお名前、WEBサイトのリンク先をご連絡くださいませ。どうぞ宜しくお願い致します。

【イベントレポート】関東ブロック伝統的工芸品展 浅草ヒューリックホール

【イベントレポート】関東ブロック伝統的工芸品展 浅草ヒューリックホール

レポートが遅くなってしまいましたが、関東ブロック伝統的工芸品展を無事に終えました。ご来場いただきました多くのお客様、ありがとうございました。関東甲信越の1都10県の伝統工芸産業の組合が集まって、実演と販売を行なう展示会。一般のお客様を中心に、ものづくりに携わる方、伝統工芸に携わる方など、たくさんの方にご来場いただきました。 Pint!は「みんなのどうぐ」の活動を紹介させていただきました。かぐれと共催の0回目の「毎日使える拭き漆の器」と、1回目の「朝食の時間を愉しむプレート」のサンプルをお持ちして、みんなのどうぐの活動と、木の器ができるまでをご紹介。 今後の回の参加を希望してくださる方もいらっしゃり、充実した展示会となりました。 展示会のテーマは「今の暮らしに伝統工芸を取り入れる」。このようなテーブルコーディネートも紹介されていました。多くの出展者の方々ともゆっくりお話しすることができました。丁寧に作り込まれたものづくりなので、価格も安くはありません。いかにその良さや面白さを伝えられるかは、知って使っていただくことしかないと思います。「みんなのどうぐ」では、そこを丁寧に、粘り強く続けてゆきたいと思います。 今、来年の企画を準備中です。準備ができ次第ご案内致します。

ろくろ挽きの木皿 | 天然オイル仕上げ 入荷・更新しました

ろくろ挽きの木皿 | 天然オイル仕上げ を更新しました。 ろくろ挽きの木皿 栃(とち)の木 6寸(18cm) ろくろ挽きの木皿 樅(もみ)の木 6寸(18cm) ろくろ挽きの木皿 樅(もみ)の木 8寸(24cm) ろくろ挽きの木皿 欅(けやき)の木 6寸(18cm) ろくろ挽きの木皿 欅(けやき)の木 8寸(24cm) を追加しました。 樅(もみ)の木皿は、クリスマスプレゼントにも人気です。 ラッピングのご案内 中地

【イベントレポート】みんなのどうぐ1−4 〜完成披露食事会〜

【イベントレポート】みんなのどうぐ1−4 〜完成披露食事会〜

みんなのどうぐ1「朝食の時間を愉しむ木のプレート」ついに完成しました! (前回までのレポート 1回目:素材を知る 2回目:かたちを考える 3回目:かたちを作る) 今日はその完成お披露目会。完成した器を全てお持ちしました。合計55枚のプレート。無垢材のため木目は一点一点異なりますので、全て並べて、皆さんをお迎えします。 こうして一気に並べたり、選べたりする機会はなかなかありません。これらの中から好きなものを選んでいただき、その器で、みんなで少し遅めの朝食をいただくのです。 早速、選んでいただきました。木目の柄、色の濃さ、持った感触(無垢の木のため、多少の重さの違いがあります)など。持って、裏面もじっくり見て、楽しそうに選んでいただきました。あっという間に時間が過ぎます。 複数枚購入される方が多く、組み合わせを考える楽しみも。色の濃さを合わせたり、テーマを決めてみたり。プレゼントにとお選びいただく方もいらっしゃいました。 選んでいただいたプレートから、この後の朝食で使うプレートを1枚ずつ選んでいただき、朝食の準備。今回のみんなのどうぐの参加者の、食卓デザイナー(Happy Dining Composer)石橋直樹さんが、朝食を作ってくださいました。自宅でも真似できる料理として、レシピも説明いただきながら、運営チーム合わせて14人分の朝食を手際良く盛り付け。 一緒にいただくコーヒーは、こちらも参加者の八蔵さんです。前の回のときに、石橋さんと八蔵さんが朝食とコーヒーをご提案下さり、スペシャルな朝食タッグが実現しました。 14名分盛り付け完了。こうして並ぶと、なかなかの迫力。ボリューム満点です。 ▽朝食メニュー ・バケット ・こだわりソーセージのソテー ・スクランブルエッグ ・かぼちゃときのこのマリネ〜ゴルゴンゾーラソース〜 ・グリーンオリーブのサラダパスタ ・キウイのフレンチドレッシングサラダ ▽コーヒーメニュー ・ブレンドコーヒー or ホットカフェオレ みんな揃って、朝食をいただきます! 会場のLamomoのサンルームは、朝食会場には最高のスペースでした。木のプレート、料理、コーヒーのこと、美味しいご飯と食卓を囲みながら、和やかな朝食の時間を愉しみました。 最後は、みんな揃ってマイプレートと一緒に集合写真を。 (運営チームも混ざっていますが、)このメンバーで、今回の「朝食の時間を愉しむ木のプレート」を企画しました。 毎回、Lamomoのスタジオの素敵な空間で、一つのテーブルを囲んで濃い話し合いができました。家族構成も、朝食シーンも違う皆さんの意見が、うまく混じり合い、調和して一つのプレートになりました。 7月から11月にかけて4ヶ月、4回にわたるイベントでした。メンバーの皆様、お疲れさまでした! 商品ページにも記載しますが、商品企画メンバーと、運営チームの紹介です。 企画メンバー:飯沼、井崎、石橋、杉本、芹澤、千葉、野上、梁川(ご夫妻)、吉崎 製作:カネキン小椋製盆所 会場:studio...

【イベントレポート】みんなのどうぐ2−2 〜山形打刃物・かたちを考える〜

【イベントレポート】みんなのどうぐ2−2 〜山形打刃物・かたちを考える〜

「みんなのどうぐ2 毎日使える小さな包丁」の第2回目です。前回は、工房に訪問して、打刃物のものづくりを体験しました。続く今回は、みんなでかたちを考える回です。 会場は、山形市の隣、寒河江市にあるGEA 蔵を改装した、素晴らしい会場を借りることができました。店舗併設のカフェスペースの一角で開催しました。 今回は、木の器と違い、初めての刃物です。サイズとしては、いわゆるペティナイフと呼ばれるほどの、小さな包丁を製作します。2本目の、毎日使える包丁をテーマにしています。 こちらはメンバー一人一人の、今回の模型製作セット。木の器の場合は、横から見た形の絵を描いて、みんなのイメージを一つに絞ってゆきますが、刃物の場合は、「柄」と「刃」の2段階に分けて検討します。柄は立体になるので、スチレンボードを用いて模型を作ることに。刃は厚紙方眼紙で作ります。 今回製作を依頼している島田刃物店さんからお借りした、サンプル。一見同じように見える包丁でも、製作をするにあたり、刃の形、柄の形を細かく見ると、様々な検討ポイントがあります。このサンプルと、皆さんにお持ちいただいた、毎日使っている包丁をベースに、形を考えてゆきます。 まずは皆さんにアンケートを記入いただきます。日々の食事と調理のこと、包丁を使う時、選ぶ時のポイント、今回イメージしている包丁など。あまりに日常すぎて、意識しない暮らしのシーンだと思いますが、振り返って思い浮かべながら書いていただきました。 アンケートをベースに、皆さんから発表いただき、共有します。今回の参加者の皆さんは、一人暮らしの学生から、ご家族でお住まいの方まで、いつもながら多彩なバリエーション。 普段お使いの包丁もお持ちいただきました。1本だけという方から、複数本を使い分ける方など、こちらも様々です。 普段調理する料理や素材、ライフスタイルにより、包丁を重視するポイントも異なります。色々な方の視点を共有して、包丁の、実は奥深い世界にゆっくり入り込んでゆきました。この時間は、みんなのどうぐで一番楽しみな時間の一つです。 共有した上で、みんなでディスカッションを行ないました。製作するイメージを共有し、ポイントをまとめます。 器の場合だと、「何を盛りつけるか」「地域の食材、特色ある家の食事は何だろう」という点が中心になりますが、包丁は調理道具。器よりも、機能や仕様といった点に重点が置かれたのが印象的でした。 基本的には、皆さんやはり三徳包丁(文化包丁)がベースになるようです。これは今回の企画メンバー以外に皆さんもあてはまると考えられます。今回のテーマ、「毎日使える小さな包丁」は、2本目の包丁としてお使いいただくことをイメージしています。 そうすると、1本目の三徳包丁では足りない部分をカバーする役割が見えてきます。三徳包丁だと、普段何を切るときに、使いにくいか。包丁の刃と柄のサイズがこれくらいだったら持ちやすい、刃の付け根の形がこうなっている指がかかって良いなど、使うその瞬間瞬間の濃い意見が出てきました。 中でも、里芋やじゃが芋など、小さくて球体の野菜を皮むきする際に、三徳包丁でなく小さな包丁が良いよね、というポイントが浮かび上がりました。そこから議論を深め、たどり着いたのが、「芋煮」というキーワード。東北以外の方には馴染みが少ないかもしれませんが、山形をはじめとして東北の季節行事で、秋などに河川敷で集まり、里芋などを使った鍋料理をみんなで囲むという楽しそうな行事です。 「芋」という具体的な食材から、メンバー全員が知り尽くす「山形」という地域性も加わり、イメージをぐっと濃く共有できました。ちなみに代表的な食材は、里芋、ねぎ、ごぼう、肉、こんにゃく。食材が出てくると、より具体的になってきます。 もちろん、鍋料理、煮物を想定しているので、芋煮に限らず普段もお使いいただけますね。アウトドアという点では、キャンプやバーベキューシーンでも活躍できるのではないでしょうか。 コンセプトと目指すシーンが共有できたところで、実際に皆さんに刃の形を絵に描いていただきました。東北芸工大のメンバーが多いこともあり、皆さん非常に手慣れた様子。まさに専門チームという感じで、非常に頼もしいです。 真剣な表情で、イメージを形に描いていただきました。 製作集中タイムを終え、みんなの図案と模型をテーブルに集めます。かたちが目に見えると、一段と盛り上がります! この具体的な形のイメージを元に、ここから、更に深く話し合いを進めてゆきます。 実際に持ったときのバランス、刃の形、柄の持ちやすさ。何を切るか、使う場面を思い浮かべながら、一つの形を探り出します。 今回、模型作りと仕上げにおいて、ご参加いただいた東北芸工大の皆様には大変お世話になりました。今回のメンバーでなければできないほどの模型のクオリティになりました。改めてこの場を借りて、感謝申し上げます。 まだ模型段階ですが、3つあるうちの一番右のものが最終仕様。分かりにくいかと思いますが、持ち心地も、非常に良いです。今までに見られない包丁になったと思います。 こちらは、皆さんが普段お使いの包丁コレクション。サイズも形も様々なのが面白いです。ライフスタイル、家族形態が多様化し、ものも溢れている今、均一化ではなく個別化されていることを感じます。そうした中で、「みんなのどうぐ」では、様々な参加者の皆さんでチームを組み、テーマを絞りながら、みんなが使えるベーシックなものを作り出すことを目標にしています。 イベント終了後、この模型を、早速島田刃物製作所の島田さんの元に届け、製作依頼をしました。完成披露は、最終回、12月19日の予定です。 島田さんは、「自分たちが考えるのとは違って、新しいしとっても面白い。山形らしいし良いね。」と、わくわくしていらっしゃる笑顔と、嬉しいお言葉をいただきました。 完成品は、今後継続して販売してゆきます。完成後、Pint! webshopでも発売予定です。初回製作分は数量も少ないので、気になる方は予めこちらより、タイトルを「みんなのどうぐ2 小さな包丁完成連絡希望」とご記入くださいませ。商品アップ後、すぐにご案内致します。予約確定ではございませんので、お気軽にご連絡くださいませ。

12.1 (tue) – 12.7 (mon)  gifts maach ecute 神田万世橋

「贈り物」をテーマにした、iichiクラフトマーケット主催の展示販売イベント gifts 会期は3つに分かれており、Pint!は最初の回、12/1(火)〜12/7(月)に出展致します。 木の器やカッティングボード、ダイニング回りの布もの、天然染めやオーガニックリネンのハンカチなど、木とリネンのものを中心にお持ちします。クリスマスを目前に、モミの木の皿も贈り物におすすめです。 maach ecute 神田万世橋は、素晴らしい空間です。出展者数も多く、素敵なものもたくさん見つかると思います。是非お越し下さいませ。 iichi gifts ページより —————————————————- 2015年冬、iichiクラフトマーケットのテーマは「gifts」。 大切な人への贈り物として、自分へのご褒美として、 作る人や贈る人の想いが伝わるような手しごとのものを 選んでいただけたら、という思いを込めました。 手仕事を体験できるワークショップも同時開催します。 歴史あるレンガづくりの建物で、ここでしか見つからない ギフトをお届けします。 —————————————————-

11.23 (mon) – 11.25 (wed)  関東ブロック伝統的工芸品展 浅草ヒューリックホール

11.23 (mon) – 11.25 (wed)  関東ブロック伝統的工芸品展 浅草ヒューリックホール

関東甲信越静岡地方の伝統工芸を紹介する展示会、関東ブロック伝統的工芸品展 。Pint!は、「みんなのどうぐ」活動を紹介するため、出展致します。場所は浅草橋駅前の浅草ヒューリックホールです(マップは、上の展示会リンクへ)。 「今の生活シーンに伝統工芸を取り入れる」というコンセプトで、急遽「みんなのどうぐ」の展示スペースを確保くださいました。そのため、展示会WEBページ内に記載はされていませんが、「みんなのどうぐ vol.0(かぐれ共同企画)」の、木製品の展示サンプル、完成品、パネルで紹介させていただきます。 様々な伝統工芸の職人が集まり、実演や販売も行なわれる展示会です。お時間ありましたら、是非お立ち寄り下さいませ。 中地

【イベントレポート】みんなのどうぐ3−2 〜かたちを考える〜

【イベントレポート】みんなのどうぐ3−2 〜かたちを考える〜

「みんなのどうぐ3 松本暮らしの木の器」の第2回目です。今回は、かたちを考える回です。 まずは、皆さんが日常一番使っている器をお持ちいただきました。食卓のシーンのアンケートを記載いただき、それをベースにしながら発表していただきます。一人暮らしの方から、お子さんがいらっしゃる家庭、家族構成もばらばらの皆さん。漆器、陶器、磁器、木の器、大きさはお椀から鉢と言えるようなものまで様々でした。「大きな器に少なく盛りつける」「東京から松本への引越し、家族が増えていったりと、生活環境とともに食生活・器が変わっていった」など、興味深い意見もたくさん出ながら、食卓イメージの意見交換。 皆さんが毎日使う器で重視することとして出た意見は、 ・持ちやすい ・いろいろな料理が盛りつけられる ・見た目が好き(食器棚の数ある器から、食卓に出して使いたくなる) ・収納しやすい(大きすぎる器は、食器棚の下の方で眠ることになる) など。この話し合いの時間は、いつもながら貴重で楽しい時間。 木皿に関しては、天然オイル仕上げのものは使ったことがないという方がほとんど。有り難いことに、Pint!の木皿を使っていただいているお客様はいらっしゃいましたが、平皿のプレートのため、ほとんどがパンや乾きものを盛りつけていらっしゃるとのこと。漆器や、ウレタン塗装のものは多く流通していますし、そちらの方が馴染みがあるのかもしれません。 今回の木の器では、「サラダ」「煮物」に挑戦したい!という声があがりました。煮物はやや色が移りそうですが、職人の小椋さんもお使いになられているようでしたし、大丈夫でしょう。我が家ではパスタにチャーハンなど、オリーブオイル仕上げの栃の木皿を様々な料理に使っていますが、木肌は使ううちに色濃く艶が出てきて、しみなどは気にならないくらいまで育っています。 皆さんが持ってきてくださった器の、高台部分にも注目。手のかかりやすさ、テーブルに置いたときの印象、高くしすぎると器自体の容量が減ります。 触って、持ってみて、実際の使うシーンを考えて話し合った結果、「高台は持ちやすさ、指の掛かりやすさとして必要だけれど、和の印象も強くなるので、いわゆる高台自体はつけない。本体部分から高台部分をなだらかにつなげて、持ちやすさを確保する」ということに。 今回製作する直径22.5cmの紙でイメージを共有しながら、盛りつけたいものをイメージ。前述のサラダ、煮物の他、お肉のおかず、フルーツ、お漬け物など。深さがあるので、嵩があるものでも対応できる万能な形。毎日食卓に登場しそうです。 他のポイントとしては、「見た目が重くならないよう、形を絞る」「迫力がありすぎるのは嫌」など、実際の食卓のイメージを浮かべながら、器のイメージを固めてゆきました。 みんなの器のイメージが固まってきたところで、実際に形を描きました。使い方の方向性は定まっているのですが、形は大きく分けて2案あり、両方比べて検討することになりました。 次回は2月に「形をつくる」回。職人の小椋さんの工房に伺って、サンプル製作&修正を行ないます。上の2案を製作いただいてから、いずれかに決める流れになりそうです。時間内におさまるかが今から少し心配ではありますが、しっかり進行してゆきたいと思います。 次回が3ヶ月後なのは、今回のみんなのどうぐ3に関しては、木材の調達から行なっており、木材の乾燥に必要な期間です。(通常は、予め木材サイズを決定し乾燥を進めているため、もっと短くなります)。今、小椋さんが木材の乾燥を進めてくださっています。次回はいよいよ形が決まりますので、ご期待くださいませ! 中地